オンボーディングの簡素化
組織の開発環境でのあらゆるプロジェクトに必要なソフトウェアと構成を簡単にインストールするための共通のテンプレート（アクセラレーター）を提供することで、開発者のオンボーディングを簡素化します。
VMware Tanzu Developer Portal
一貫性
一貫した開発手法を確立、適用できます。コンプライアンスとセキュリティは不可欠ですが、開発者には選択の自由が必要です。Tanzu Developer Portal が提供するガードレール付きの選択肢は、全員のニーズを満たすことができます。
エンゲージメント
エンゲージメントを醸成し、共有する文化を促進します。開発者、エンタープライズ アーキテクト、セキュリティ運用チームなどが Tanzu Developer Portal を使うことで、テクノロジーとベストプラクティスを共有して、コミュニケーションやチームワークを促進することができます。
Tanzu Developer Portal は、主要なオープンソース開発者ポータル フレームワークである Spotify の Backstageをベースに構築されています。Backstage は、ユーザーが制御する多彩で包括的なソフトウェア カタログを通じたサービス検出機能、知識の共有を促進して誤解や混乱の軽減に寄与する Documentation as Code、ランタイム リソースとその状態を確認できるプラットフォームの可視性、および高度にプラグイン可能なアーキテクチャを提供します。
Tanzu Developer Portal のメリット
Tanzu Developer Portal は、新しいアプリケーション プロジェクトを迅速に開発するためのフレームワークを提供することで、生産性を向上させます。
本番環境へのゴールデン パス
一貫性のあるテスト済みの開発プロセスとツールを組織全体に提供できます。このような本番環境への「ゴールデン パス」を構築することで、コンプライアンスおよび運用面で想定外の問題が生じることを避けながら、アプリケーション デリバリを加速できます。
コミュニティとカスタム プラグイン
独自のプラグインを作成するか、Backstage コミュニティからプラグインを追加することで、Tanzu Developer Portal を拡張できます。
エンタープライズのサポートと機能
ロールベースのアクセス コントロール、マルチクラスタでのランタイム リソースの可視性、プログラミング API の可視性と再利用性を高める自動 API 登録など、エンタープライズのニーズに合ったサポートを受けることができます。
ライフサイクル管理の自動化
Tanzu ツールチェーンを使用することで、ライフサイクル管理を実施できます。たとえば、開発者ポータルのインストールやアップグレードを 1 行のコマンドで行えます。
ユースケース
Backstage のソフトウェア カタログと Documentation as Code
ソフトウェア アセットのカタログを作成し、カタログからドキュメントへのアクセスを簡単にすることができます。
エンタープライズ サポート付きの Backstage
Tanzu Developer Portal は、Backstage と Tanzu Application Platformの一部をベースに構築されたエンタープライズ クラスの開発者ポータルです。
DIY 開発者ポータルの統合
長年にわたって構築された複数の DIY ポータルを運用することはよくあります。このような場合、組織内部のエコシステムを利用することが難しくなり、管理コストも高額になるため、複数のコンテキストを整理統合する任務を負う開発者生産性チームを編成することが必要になります。Tanzu Developer Portal は開発者の課題に直接対応することで、アプリケーション開発に関連するすべてのアクティビティの中心となるモダン ハブを提供します。
コミュニティとカスタム プラグイン
独自の Backstage プラグインを作成するか、さまざまなコミュニティ プラグインから選択し、新しい機能をポータルに簡単に統合できます。外部インテグレーションの例として、Jira、Confluence、ArgoCD、Jenkins などが挙げられます。一方、内部インテグレーションには、内製したカスタム ツールなどがあります。